あの夏が飽和する / ましろ爻 cover

もう消えちゃったけど一回目の動画のコメントの「一緒にﾀﾋにに行くくらいの仲なのに、ましろが彼女のﾀﾋなない理由にならないのが辛いよね」っていうコメントが好きだった。

もう消えちゃったけど一回目の投稿の時に「喉からでも腹からでもなく、心臓から出したような声が好きだ」みたいなコメントがあって、心に刺さりまくったの覚えてる。

1回目の投稿の時にあった 彼女の髪形を真似て 彼女の仕草を真似て 彼女の口癖を真似て 彼女の服装を真似て 彼女の名前を真似て そうして彼は「ましろ」になった っていうコメントが好きだった （本当はもっとあった気がする）

もう多分消えちゃったんだけど、 『「君は生きて」って言うほど親愛してはいたけど、「一緒に生きる」って言えるほど信頼してはいなかった』 みたいなコメントがあってすごい苦しくなった。

人殺しをして金も盗んだらそれはもう立派な悪人なんだよね… 正義のヒーローが現れて ｢もしかしたら救ってくれるかもしれない｣ と2人が思ったとしても実際はその2人こそがヒーローの標的であるって考えると救いが無さすぎるな

待てよ、最後まで聞いていけよ

歌のテクニックを多用してるんじゃなくて、命を削るような歌い方をしてるのがましろらしいし最高に好き。

最初で、失礼ながら｢あれ、なんでこんな伸びてるんだ？｣ってなって、 コメント開いて、『とりあえず聞いてみよう』ってなって、 サビで語彙力が無くなって、 そっから無心で聴いて、 ラスサビで訳が分からないまま涙が出て、 ｢なあ｣の部分で死んで、 コメントして、 そしてまた最初から聴く。 そして沼る。

ましろはずっと一人で叫んでてほしい 初恋も何もかもを捨てられず 苦しんで叫んで、声が枯れても叫び続けてほしい それほどにましろの絶叫には魂がこもっている

この曲ましろの歌ってみたの中でも初めて聞いた時の衝撃がすごかった。ましろの感情が歌声に出てる感じ最高すぎる

割と綺麗な感じで歌う人が多いけどましろの叫ぶ様な歌い方好きすぎて毎回ここに戻ってきちゃう

「リプレイ回数が最も多い部分」がラスサビなの好き

(自分用) 「昨日人を殺したんだ」  君はそう言っていた。  梅雨時ずぶ濡れのまんま、  部屋の前で泣いていた。  夏が始まったばかりというのに、  君はひどく震えていた。  そんな話で始まる、あの夏の日の記憶だ。 「殺したのは隣の席の、いつも虐めてくるアイツ。  もう嫌になって、肩を突き飛ばして、  打ち所が悪かったんだ。  もうここには居られないと思うし、  どっか遠いとこで死んでくるよ」  そんな君に僕は言った。 「それじゃ僕も連れてって」 財布を持って、ナイフを持って、  携帯ゲームもカバンに詰めて、  いらないものは全部壊していこう。  あの写真も、あの日記も、  今となっちゃもういらないさ。  人殺しとダメ人間の君と僕の旅だ。 そして僕らは逃げ出した。  この狭い狭いこの世界から。  家族もクラスの奴らも 何もかも全部捨てて君と二人で。  遠い遠い誰もいない場所で二人で死のうよ。  もうこの世界に価値などないよ。  人殺しなんてそこら中湧いてるじゃんか。  君は何も悪くないよ。 君は何も悪くないよ。 結局僕ら誰にも愛されたことなどなかったんだ。  そんな嫌な共通点で 僕らは簡単に信じあってきた。  君の手を握った時、 微かな震えも既に無くなっていて  誰にも縛られないで二人線路の上を歩いた。 金を盗んで、二人で逃げて、  どこにも行ける気がしたんだ。  今更怖いものは僕らにはなかったんだ。  額の汗も、落ちたメガネも  「今となっちゃどうでもいいさ。  　あぶれ者の小さな逃避行の旅だ」 いつか夢見た優しくて、 誰にも好かれる主人公なら、  汚くなった僕たちも見捨てずに ちゃんと救ってくれるのかな？  「そんな夢なら捨てたよ、だって現実を見ろよ。  シアワセの四文字なんてなかった、  今までの人生で思い知ったじゃないか。  自分は何も悪くねえと誰もがきっと思ってる」 あてもなく彷徨う蝉の群れに、  水も無くなり揺れ出す視界に、  迫り狂う鬼たちの怒号に、  バカみたいにはしゃぎあい  ふと君はナイフを取った。  「君が今まで傍にいたからここまでこれたんだ。  だからもういいよ。もういいよ」 「死ぬのは私一人でいいよ」 そして君は首を切った。  まるで何かの映画のワンシーンだ。  白昼夢を見ている気がした。  気づけば僕は捕まって。  君がどこにも見つからなくって。 君だけがどこにもいなくって。 そして時は過ぎていった。  ただ暑い暑い日が過ぎてった。  家族もクラスの奴らもいるのに  なぜか君だけはどこにもいない。 あの夏の日を思い出す。  僕は今も今でも歌ってる。  君をずっと探しているんだ。  君に言いたいことがあるんだ。 九月の終わりにくしゃみして  六月の匂いを繰り返す。  君の笑顔は  君の無邪気さは  頭の中を飽和している。 誰も何も悪くないよ。  君は何も悪くはないから  もういいよ。  投げ出してしまおう。 そう言って欲しかったのだろう？ なあ？

マジでYouTubeにコメントとかしないけどこのラスサビだけは本当に効く

この歌ってみたって本家がそうだからだと思うけども他の方の歌みたもしんみり儚く歌ってるのが普通だと思ってたからまじでこのもがき苦しんでる歌い方するましろくんが衝撃的すぎた

最後の「なぁ」の部分、大体の方は"君"が居なくなってしまったことを回顧するかのように伸ばして歌う方が多いのに、彼は"君"が居なくなってしまったことを受け入れられず縋るかのような短いけど全力の「なぁ」なところが彼の少年のような声質と完全にマッチしてて表現力の鎌足で大好き。

ましろは歌が上手いよりは歌うことが上手いって感じがする。

最後の「そう言って欲しかったのだろう　なぁ」を音程に忠実に綺麗に歌うのでは無くて、喉から搾り出すように歌ってるのとてもよい

この動画を開いた人、とりあえずサビまで聴いて欲しい、なんでもいいからサビまで、それで救われた人がいる、自分も救われた。あわよくば沼れ

カゲロウデイズからこっちも聴きたくなって、本当に最高だなあ