自然のシャワー、滝の恵みを感じて

Published 2023-06-09
氷と水が奏でる神秘の美
袋田の滝
茨城県久慈郡大子町袋田に位置する滝です。久慈川支流の滝川の上流にあり、滝は4段に分かれています。その総合長は120メートルで、幅は73メートルです。冬には滝が凍結して「氷瀑」と呼ばれる現象が起こることがあります。実際に、人々が氷壁を登る光景も見られます。かつては毎年のように全面凍結が見られましたが、近年では2012年が最後の全面凍結で、その脇を水が流れる様子が観察されています。

月待の滝
久慈川の支流である大生瀬川が形成する滝で、落差は17メートル、幅は12メートル(実測)です。通常時は二筋の夫婦滝として知られており、水量が増えると中段の受皿から子滝が現れ、親子滝となります。この珍しい形状から、古くから安産や子育て、開運を祈る儀式である「二十三夜講(にじゅうさんやのこう)」の場として利用されてきました。この儀式では、二十三夜の月の出を待ちながら女性たちが集まります。そのため、この滝は「月待の滝」と呼ばれています。

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